耐火ドライモルタル3㎏ TA03
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耐火ドライモルタル3kgはアルミナセメントに耐火骨材をベースに特殊添加剤をプレミックスした製品です。 水を加えミキシングするだけで耐火性、耐化学薬品、耐油性、早硬性の必要なモルタル工事、低温時や寒冷地での工事に使用出来ます。 |
耐火用 1:3(セメント:砂 比) モルタル |
用途
耐火工事 耐火レンガの目地、耐火・断熱材の補修
耐蝕工事 化学薬品を使用する場所、海水の当る場所、油類、砂糖類を使用する場所
寒冷時工事 低温時・寒冷地のモルタル工事 緊急を要する工事
特徴
※ 耐火ドライモルタル3kgは耐火度1400℃(参考、ポルトランドセメント300℃)です。
※ 硫酸塩、塩化物、海水、弱酸、油類、等に侵されません。
但し、酢酸、苛性ソーダなどのアルカリには侵されます。
※ 速硬性ですので緊急を要する工事に最適です。
凝縮時間は、ポルトランドセメントと変わりなく、5時間で車両の通行が可能になります。
また、24時間でポルトランドセメントの28日強度になります。
※ 水和反応が急激に起こり、発熱します。これにより低温時の工事に使用できます。
※ 水を加えるだけで、その場所で工事が出来ます
※ 耐火ドライモルタル3kgは工場製品で品質が一定です。
※ 耐火ドライモルタル3kgはポリエチレン袋に入っていますので長期(6ヶ月)保存が可能。
使用方法
1. 下地処理 コンクリートや耐火材等の劣化部、汚れを除去し、
必要に応じチッピングなどで目荒ししてください。
鉄、メタルアンカー等は、汚れ、さびなどを除去し、
水打ち等で下地及びレンガ等湿らせておいてください。
2.混練り 1袋に対して0.56ℓの水を容器にいれ、材料を入れながらモルタルミキサー、
ハンドミキサー等で3~5分均一にミキシングして下さい。
出来るだけ水量を少なくしたほうが良質なモルタルができます。
3.施工 押さえをしっかり行い、下地と良く密着させてください。
流し込みの場合は突き棒やバイブレーターを使用してください。
4.養生 施工後発熱してきますので施工表面にムシロや紙、布などをかぶせて霧吹き又は、
散水をして6~ 24時間湿った状態にしてください。
(耐火工事の場合24時間)直射日光、風などから施工面を保護してください。
ひびわれの原因になります。
5.補強材 耐火構造においては、アンカー、メタルラスなどの補強材は、必ず必要です。
一般に1000℃以下はメタルアンカー、それ以上は、耐熱合金等を使用し、
アンカーは、300~500㎜おきぐらいの千鳥状に配列し、
施工体の2/3まで埋設するようにしてください。。
注意事項
※ 練り混ぜは、なるべく機械練りをお願いします。手練りの場合は、3分練り混ぜてください。
※ ミキシング後の水の追加は避け、固まりかけてきたら再ミキシングをして使用して下さい。
※ 製品に他のものを混ぜないで下さい。
※ 施工面の乾燥を防ぐため、散水、霧吹きなどと、
ムシロ、ビニルシートなどで施工面を必ずおおってください。
剥離、ひびわれの原因となります。
※ 開封したものはその日のうちに出来るだけ使いきって下さい。余ったものは、
開封口をしばって保存し、後日早めに使用してください。
標準施工面積
(耐火ドライモルタル 3kgの場合)
塗厚1㎝で約41×41cmの面積が塗れます。
1㎥所要量 593袋 1㎥中の耐火ドライモルタル重量 1,838㎏
圧縮強度
(N/mm2)
材令 | 5H | 24H | 3日 | 7日 | 28日 |
圧縮強度 | 15.3 | 25.3 | 32.3 | 38.8 | 44.2 |
耐火度 SK14 1400℃
荷姿
3kgポリエチレン袋
公表価格
580円